ペナンとKL 行ったり来たり

マレーシアのKLとペナンの2つの拠点で生活中。異なる場所の視点で見たマレーシアの色々を書いています。日本語で書いていますが、一般的な日本人の方にはあまり役立つ情報はないような気がします。

中華学校に通学するという事

前回は日本人学校について書かせて頂きましたが、今回は中華学校について書いてみたいと思います。

 

さて、我が家の場合、長女は日本人学校に通学し、次女は中華学校に通学するという不思議なスタイルな訳ですが、特に大きな理由はなくて、本人が行きたい学校に行っているというだけです。

 

長女がマレーシアに来た時は小学校二年生だったので、そのまま日本人学校に行ったほうが本人の負担が少ないと思って日本人学校に入学させましたが、次女がこちらに来た時はまだ幼稚園でした。

 

たまたま通園していた幼稚園のチェアマンと園長先生に「成績もいいし、本人も同級生のお友達と一緒の学校に行きたがっているからローカルの中華学校に行ってみたら?協力するから」と声をかけてもらえました。

 

僕としては「ローカルスクールなんて外国人は普通は行けないし、大体、中華学校って中国語でしょ?そんなの無理じゃねーの?」って思ってました。ローカルスクールの入学時期は1月で、声をかけてもらえたのは12月も中旬を過ぎていました。

 

最初は1月から3月まで通学してみて、もしダメそうなら4月から日本人学校に入れれば問題ないと思っていました。

ところが通学させてみたら普通に中国語で問題ないし、成績もAクラスの上位にいるので問題なし。次女はそのままずっとローカルの中華学校に行くことになりました。

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恐ろしい事に次女の中国語は全く問題なく、学校の先生も、あまりに次女が普通に中国語を話すので、僕ら夫婦も普通に中国語を話せると思っていたそうです。ごめんなさい、ちょっとは分かるけどそんなに中国語はちゃんとは話せないです。。。

 

という訳で、我が家の場合は最初からローカル中華学校に入れようと思って入れた訳ではないので、これから中華学校に入学させたいという親御さんの参考には全くならないのですが、そういう道もありますよ程度に参考になれば幸いです。

 

おかげさまで次女は小学三年生になりまして、すっかり普通の中華系マレーシア人です。恐ろしい事に次女は英語、中国語(マンダリン)、マレー語、そして日本語と4ヶ国語を巧みに操るスゲーやつになりました。これだけ出来れば世界中何処行ってもやっていけるでしょ。むしろ羨ましいです、ハイ。

そのスポンジのような吸収力の5%でいいから分けて欲しいと真面目に思います。

 

次女の通学する小学校はペナンでも歴史のある小学校なのですが、開校以来初の日本人の生徒なんだそうです。まあ、そうだよねって感じですけど。

 

来年は長男が小学校入学時期を迎えますので、長男も同じ学校に通学する予定です。

ただ、外国人のローカルスクールへの入学は年々ハードルが上がっているので、これからは簡単に入学するのは難しくなっていくと思います。実際問題、まだ長男が入学出来るかどうかは分かりません。ここはマレーシアなので、突然「はい、外国人はダメですよ」っていう事になる可能性もゼロではありませんので。(実際に一度ありましたw)

 

そういうリスクも取って頑張っていくには家族の協力や周りの協力者がどうしても必要になります。

 

今回は中華学校について書かせて頂きました。

長文乱筆にお付き合い頂きましてありがとうございました。